日本の当たり前は、海外の当たり前ではない
日本で10年乗りつくされた車も、海外の貧しい国では、その後も、20年は乗り続けられています。
ボロボロになって動かくなくなるまで…。
しかし、その後は、どうなるか。もう、ゴミにしかなりません。
当然、貧しい国には、リサイクルする技術もなければ、その工場もありません。
環境問題へと発展していきます。
2010年代の後半くらいから、日本の商社が中心となって、
現地にリサイクル工場を建て、現地の人を雇い、そして教育して、現地で処理できる仕組みが作られてきました。
弊社では、このような大規模な支援は難しいですが、
物資を届ける側として、常に意識を持ち、事業に取り組んでいきたいと考えています。
物資を届けることで、世界が少しでも豊かになれば
コンテナ事業の視察でミャンマーへ行った時のことです。
国境近くを通ると、ストリートチルドレンと言われる子供たちに遭遇しました。
物乞いする子もいれば、お金をせがむ子もいます。
ちょっと、裏手に行くと、子どもたちは、私のポケットに手を入れてくるのです。
すぐ後ろの物陰には、彼らの親たちがいました。
貧困は、心までも貧しくしていきます。
関われば関わるほど、何とかしていきたいという思いが溢れてきます。
私でのできることは、世界に物資を届けること。
物資を届けることを通して、少しでも世界が豊かになればと心より願っています。
株式会社オキトモ 代表取締役 西田 智裕